▶︎ プログラム


オンデマンド配信  2021年6月19日(土)~7月17日(土)

特別講演(60分)

「Need Adapted Approach と心理アセスメント」

講師:白木孝二 Nagoya connect and Share

 

講師略歴

Nagoya Connect & Share 代表。名古屋市児童福祉センター相談課(児童相談所)、くすのき学園(児童心理治療施設)、療育室(障害児総合通園センター)を経て、2007年より現職。 RDI® Program Certified Consultant、臨床心理士。 Open Dialogue Network Japan (ODNJP) 運営委員、NPO 法人 ダイアローグ実践研究所 (DPI) 理事、琉球ダイアローグ・プロジェクト(RDP)専任講師。 論文「オープンダイアローグを心理支援に活かすには」臨床心理学19巻5号 2019.09 金剛出版 他 訳書「自閉症革命」 M・ハーバート、K・ワイントローブ著  白木孝二 監訳 2019.06 星和書店 他

シンポジスト提言(各20分)

「心理テストはどう届いているか」

 

シンポジスト

東新しのぶ(岐阜家庭裁判所)「家族の再出発とロールシャッハ・テスト」

有住洋子(仙台市児童相談所)「検査を活かすということ ~失敗例から考える~」

高橋恵子(みやぎ県南中核病院)「クライエントの立場から」

藤田梓(天竜病院児童精神科・子どものこころの診療所)「治療ゴールを見据えた、心理と医師の協同作業」

国際ロールシャッハ及び投映法学会 ロールシャッハ100年記念大会マッププロジェクト中間報告(各30分)

-温故知新-  渡邉悟 (徳島文理大学)

-現在の日本におけるロールシャッハ・テストの使用状況について- 馬淵聖二(千歳烏山心理相談室)

国際ロールシャッハ及び投映法学会 ロールシャッハ100年記念大会特別企画(30分)

中村紀子(Exner Japan Associates)

ワークショップ(ライブ配信)   2021年7月3日(土)10時~16時

テーマ:なかなか聞けない包括システムのイロハ

 

主旨:「心理的アセスメントはどう届いているか」が本大会のテーマです。心理的アセスメントを届かせるには、まずきちんと心理的アセスメントが実施できること、得られたデータを解釈できること、そのうえでクライアントの役に立つように届けられることが必要です。これらについて、日ごろの忙しい業務の中でなかなか聞けない包括システムのイロハについて押さえていきます。ベテランがどのようなことを考えて実施、解釈、フィードバックを行っているのか、その頭の中を披露してくれます。午前午後それぞれのプログラムから一つずつをお選びください。

午前(10時~12時30分)

A-1 (先着50名)

迷うコードについて語り合う 村松朋子 京都ノートルダム女子大学

 

 静岡大会がオンラインで開催されることになったことを受けて、当初予定していたワークショップの内容について再検討しました。心理的アセスメントの結果を最も適切な形でクライアントに届けるためには、包括システムの場合、コーディングが基盤となります。 そこで、本ワークショップでは、「今さら聞きにくいコーディングの “?”」をダイアローグ形式でお届けしようと思います。対談相手は、数年前から包括システムに変更されたベテラン臨床家の林たみ子先生(洛和会音羽病院)です。みなさんも私たちの対話に参入して、“?” を “!” に変えましょう!


B-1(先着50名)

クラスター・アプローチとステップ解釈の基礎を見直す 梨田春樹 福岡家庭裁判所

 

 初級者の方を対象とした講義形式のワークショップです。このワークショップでは、鍵変数に基づいて解釈のストラテジーを立て、その人の理解にもっとも重要かつ有益なクラスターから順にステップに沿って解釈を積み上げていく方法を学びます。解釈するときにどこから手を付けてよいかわからない、解釈の着眼点を知りたい、所見がテキストの抜き書きになりがちといった悩みにお答えすることで、皆さんの初級突破を後押しできればと思います。

午後(13時30分~16時)

A-2(先着50名)

矛盾する変数を生かす  岩井昌也 医療法人社団草思会錦糸町クボタクリニック

 

 ロールシャッハ・テストの初級者から中級者向けのワークショップです。解釈を進めていく中で方向性が矛盾して見える所見が出てきて戸惑うことがしばしばあります。そのような場合にどのように考えればよいのか、教科書に書かれている標準的な解釈にひと手間くわえてより”おいしい”解釈になるようなヒントが見つけられるといいなと思います。
 オンライン開催なので1つの事例をじっくりと見ていくことは難しいですが、「こんな場合はどうする?」という場面をいくつか用意してお待ちしています!


B-2(先着50名)

共感性を高めるレポート 野田昌道 北海道医療大学 西田泰子 常葉大学短期大学部

 レポートは,ロールシャッハ結果の解釈を支援につなげるための一つの手段です。レポートの書き方に関してはいくつか成書もありますが,今回は若干趣向を凝らし,「共感性を高めるレポート」作成に取り組んでみたいと思います。よくありがちな「モザイク状で,どういう人なのかよくわからない」レポートを用意します。それを,クライアントがどのような物語を生きていて,その物語のどこをどう変えるとより適応的な人生になりそうなのかが理解できるレポートへと作り替えてみましょう。協働作業を伴う体験型のワークショップです。

大会(ライブ配信)  2021年7月4日(日)9時から16時50分

開会 9:00~9:10 大会長挨拶
平岡篤武
 
研究発表 9:10~10:10 心理検査結果をクライエントと共有することで起こった変化についての一考察
北村 哲也 埼玉県精神神経センター
司会者:高橋純平
千葉大学大学院 医学研究院認知行動生理学
助言者:小倉菜穂子
八王子メンタルクリニック
10:20~11:20 心理アセスメントのフィードバックをきっかけに、医療スタッフに連携が生じ、引きこもり状態からゆるやかに動き出した事例
金井 久美子 医療法人誠心会神奈川病院、医療法人柏水会三軒茶屋診療所
司会者:酒井佳永
跡見学園女子大学臨床心理学科
助言者:五十川早苗
松原病院
総会 11:30~12:20 総会  
昼食 12:20~13:10    
研究発表 13:10~14:10 児童福祉施設退所後のリテストからの一考察 -のびやかさが芽を出すまで
星 静香 小松島子どもの家
司会者:三谷恵
北九州子ども総合センター
助言者:吉本美穂
広島修道大学
14:20~14:50 矯正施設に勤務する法務技官(心理)のロールシャッハ・テスト活用状況等に関する調査研究
野田 克哉 熊本刑務所
司会者:馬淵聖二
千歳烏山心理相談室
助言者:服部広正
岡山少年鑑別所
15:00〜15:30 児童心理治療施設Aにおける「つぶれ型」の一考察 -何が彼らを変えるのか-
手束 恵 小松島子どもの家
司会者:三角健
一般社団法人誠樹会
助言者:浦田英範
西南学院大学
シンポジウム 15:40~16:50

心理的アセスメントはどう届いているか


司会:西田泰子 常葉大学短期大学部
発言者:東新しのぶ 岐阜家庭裁判所
有住洋子 仙台市児童相談所
高橋恵子 みやぎ県南中核病院
藤田梓 天竜病院児童精神科・子どものこころの診療所
コメンテーター:
白木孝二 Nagoya connect and Share
野田昌道 北海道医療大学